歯茎から出血する原因は?対処方法は?

特に歯ブラシをあてたわけでもないのに出血をしたら危険です。
ではどのような原因が考えられるのか見ていきましょう。

健康な歯茎であれば赤くなったり腫れたり出血したりすることはありません。
歯磨きがしっかりとできていないために磨き残しができて特に歯と歯茎の境目の歯周ポケットという溝の中に歯垢(プラーク)という細菌の集まりが入り込み歯茎の炎症を引き起こして出血するのです。
この細菌は歯茎の中に通っている毛細血管にも入り込むため悪い細菌を追い出そうと血管の中では戦いが起きるため血が出たり歯茎が腫れたりします。

血が出ると歯ブラシをあてて良いのか迷いますし怖いですよね。
でも歯茎から出ている血は悪い血なので軟らかい歯ブラシで毎日しっかり歯ブラシをあてて悪い血をどんどん出してしまいましょう。
特に歯周ポケットの溝に入るように歯ブラシの毛先をあてましょう。
それを続けていると出血もいずれ治まってきます。そして歯茎が出血している方は歯医者さんでの治療も並行して受けるようにしましょう。

とりあえず今使ってる歯磨き粉を歯周病専用薬用歯磨き粉に変えてみるというのも良いと思います。
歯周病は歯周病菌によって起こりますがこの歯周病菌の殺菌力に優れている成分というのが最近の研究でわかっています。
そのような成分が入っている歯周病専用薬用歯磨き粉を使えば歯茎の状態も良くなるでしょう。
⇒ 歯周病菌の殺菌力に優れている成分とは?
2015年12月18日
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