麻酔が効かないのはなぜ?

でも、人によっては効かないことがあるでしょう。
その理由についてご紹介していきます。

歯に痛みがある場合は、麻酔をしても効かないことがあります。
特に、長い期間痛みが続いていたり、痛みがかなり強かったりすると効きにくいでしょう。
痛みがある時は、血流が活発になっているため、麻酔をしても血液に流されていってしまうという理由も考えられます。
また、歯茎が腫れている時も、麻酔を打つことで余計に腫れがひどくなってしまい、痛みがおさまらないこともあるかもしれません。
さらに、歯茎が歯周病などのためにぶよぶよになっている時、麻酔液が入っていかず効かないことがあります。

下の奥歯を治療する場合も、麻酔が効きにくいことがあるでしょう。
下の奥歯は、分厚い骨に覆われているため、麻酔が歯にまで浸透しにくいためです。

骨格がいい人は、お口の部分の骨も分厚いために、麻酔が浸透しにくいと見られています。

麻酔は注射してから30分ぐらいは効くのに時間がかかります。ですから、治療に通う際には、時間の余裕を持って通いましょう。
また、痛みや腫れがある場合には、一旦、投薬治療などをして抑えてから、麻酔を使った治療をすることがあります。
しかし、一番良いのは、痛みが強くなる前に早めに早めに歯医者さんに行くようにしましょう。
2017年02月13日
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